しゅみの会 春の宴「食あっての酒・おかずと燗酒」
5月7日(土曜日)・・・亀専務の技
5月8日(日曜日)・・・おかずと燗酒
2日間にわたって開催された
参加蔵元は10蔵
一般の女性が主催されているこの「しゅみの会」は
すでに10回を超えている
単に酒好きの領域ではないと同時にその手法(アイデア)は
新鮮さがあり誰もが出来ることではない
弊店取り扱いの「神亀」「秋鹿」「綿屋」の蔵元さんも
来宮された
通称亀専務に今回の東北地震についてお尋ねすると
東北の人は実に辛抱強い、被災の規模が大きいのに
「多少・・・・」と言葉を濁しているんだ
流通が滞った約1ケ月余りは酒もお金も動かなくて本当に困ってた
支払いやすでに今期の米を予約しているし
全量買い取ることができないのは明らかだ
半量にキャンセルできるのか
酒造りの心配は尽きない・・・・
今ある酒をすべて売り切ってしまうのが先決だ
東北応援は勿論だが、他の県の酒も余り出したら大変だろう
今以上に酒を飲んでもらい飲食して欲しいのだ.
「綿屋」の蔵元三浦さんには被災の実体験のお話
実は,3月11日の数日前の地震の際、蔵の無事を確認のため
電話で話をした
ここ数回の地震の震源地が三陸沖
だんだんと接近してきているから今度はすごく大規模な
地震が起きると思う・・・
その時の揺れが円を書くような初めて体験する不気味さを感じたから。
まさに、その数日後に起きた大地震と津波。三浦さんの予想が的中した
地震の時、甑倒しが終わり皆で酒宴の席に行こうとしていたそうだ
どんな場所で津波に遭遇したとしても生と死の分かれ目は
その時に決断する判断とタイミングだと・・・
車、家屋、セスナ機、大型船までもがCGのように
流される映像に誰もが驚愕しただろうと思う
車種により浮き方、流され方、沈んでいく方向が違っている
どのタイミングでパワーウインドーを開け前後シートに移動するか
また、エンジン部分が沈みリアウインドウの窓からもしくは割って
車外に脱出したとして、乗り移るべき物、場所もタイミングと判断だ
被災者として代弁したい事の一つに、報道のヘリコプターの対応だという
被害の報道を優先し屋根に取り残された人、車のボンネットに辛うじて
つかまっている人に対し「頑張って下さい、救助が来ますから」
そして去って行く・・・・
大勢でおられる方々は皆で励まし合えるだろうが、一人、もしくは親子二人にとっては
とてつもなく長く辛い2昼夜ではないだろうか
見つけてもらえたのに去られていく気持ちをどう伝えるというのだろうか
技術的にその場での救出は困難なのか・・・・
東北の被災者は本当に我慢強い
不平不満を殆んど口にしない
言い出したら関を切ったように溢れ出すだろうに
一年の1/3が雪に閉ざされる東北
その地で力強く生活する東北人
決して対岸の火事ではないこの災害に
生かされているということを実感した
5月7日(土曜日)・・・亀専務の技
5月8日(日曜日)・・・おかずと燗酒
2日間にわたって開催された
参加蔵元は10蔵
一般の女性が主催されているこの「しゅみの会」は
すでに10回を超えている
単に酒好きの領域ではないと同時にその手法(アイデア)は
新鮮さがあり誰もが出来ることではない
弊店取り扱いの「神亀」「秋鹿」「綿屋」の蔵元さんも
来宮された
通称亀専務に今回の東北地震についてお尋ねすると
東北の人は実に辛抱強い、被災の規模が大きいのに
「多少・・・・」と言葉を濁しているんだ
流通が滞った約1ケ月余りは酒もお金も動かなくて本当に困ってた
支払いやすでに今期の米を予約しているし
全量買い取ることができないのは明らかだ
半量にキャンセルできるのか
酒造りの心配は尽きない・・・・
今ある酒をすべて売り切ってしまうのが先決だ
東北応援は勿論だが、他の県の酒も余り出したら大変だろう
今以上に酒を飲んでもらい飲食して欲しいのだ.
「綿屋」の蔵元三浦さんには被災の実体験のお話
実は,3月11日の数日前の地震の際、蔵の無事を確認のため
電話で話をした
ここ数回の地震の震源地が三陸沖
だんだんと接近してきているから今度はすごく大規模な
地震が起きると思う・・・
その時の揺れが円を書くような初めて体験する不気味さを感じたから。
まさに、その数日後に起きた大地震と津波。三浦さんの予想が的中した
地震の時、甑倒しが終わり皆で酒宴の席に行こうとしていたそうだ
どんな場所で津波に遭遇したとしても生と死の分かれ目は
その時に決断する判断とタイミングだと・・・
車、家屋、セスナ機、大型船までもがCGのように
流される映像に誰もが驚愕しただろうと思う
車種により浮き方、流され方、沈んでいく方向が違っている
どのタイミングでパワーウインドーを開け前後シートに移動するか
また、エンジン部分が沈みリアウインドウの窓からもしくは割って
車外に脱出したとして、乗り移るべき物、場所もタイミングと判断だ
被災者として代弁したい事の一つに、報道のヘリコプターの対応だという
被害の報道を優先し屋根に取り残された人、車のボンネットに辛うじて
つかまっている人に対し「頑張って下さい、救助が来ますから」
そして去って行く・・・・
大勢でおられる方々は皆で励まし合えるだろうが、一人、もしくは親子二人にとっては
とてつもなく長く辛い2昼夜ではないだろうか
見つけてもらえたのに去られていく気持ちをどう伝えるというのだろうか
技術的にその場での救出は困難なのか・・・・
東北の被災者は本当に我慢強い
不平不満を殆んど口にしない
言い出したら関を切ったように溢れ出すだろうに
一年の1/3が雪に閉ざされる東北
その地で力強く生活する東北人
決して対岸の火事ではないこの災害に
生かされているということを実感した
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by sakayahidaka
| 2011-05-12 11:41
| イベント